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「ウツボカズラの夢」 [小説]


ウツボカズラの夢 (双葉文庫)

ウツボカズラの夢 (双葉文庫)

  • 作者: 乃南 アサ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2011/06/16
  • メディア: 文庫



乃南アサ著。
ミステリーのイメージが強いけど本小説はまったく違う。

一言でいうと乃南アサ版「家政婦は見た」って感じかなーと思った。

主人公の未芙由が若いので見ただけでなく当事者になっていくところが新鮮か。

いろいろ個性のある登場人物がいたけどいったい誰が一番幸せなのかなーって考えてしまった。
未芙由の父親が一番うまく立ち回った感じがするなぁ。

読んだあと考えれば考えるほど味が出てくる小説。NICE[手(チョキ)]
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「殺してもいい命 - 刑事 雪平夏見」 [小説]


殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)

殺してもいい命---刑事 雪平夏見 (河出文庫)

  • 作者: 秦 建日子
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/07/05
  • メディア: 文庫


秦建日子著。

有名なドラマ「アンフェア」原作の作品。
まぁ、ドラマと小説のストーリが同じところは、ドラマの半分くらいと一作目「推理小説」だけど。

いつもこのシリーズを読むと映像化をイメージして書かれた作品だと思う。

最後はどんでん返しあり、ミステリー小説として楽しませてもらいました。
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「悼む人」 [小説]


悼む人〈上〉 (文春文庫)

悼む人〈上〉 (文春文庫)

  • 作者: 天童 荒太
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: 文庫


天童荒太著

著者の作品は「家族狩り」「永遠の仔」とじっくり読ませるなかにラストにひとひねりある小説を書くという印象が強い。

本書を読んだ感想は、直木賞を受賞した作品でもありなかなかGood。

最初悼むってなんて読むかもわからなかったし、さまざまな死者を悼む聖人?の話と聞いてなんか短編小説かなにかかと思っていたけど全然違った。

雑誌記者。悼む人の母であるがん末期患者。一度殺人を犯し出所した後も過去に縛られている女性。

この3人の視点が交互に描かれていてそれがまたいい感じに悼む理由、現在の環境がわかるようになってくる。

「あなたは誰に愛されていましたか? 誰を愛していましたか? どんなことをして人に感謝されましたか?」
このことだけを思い悼む主人公。。

読んでいけば読んでいくほどれていきます。

読み終わったあと自分の周りの亡くなった人々のことを少し多めに思い出すことでしょう。


悼む人〈下〉 (文春文庫)

悼む人〈下〉 (文春文庫)

  • 作者: 天童 荒太
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/05/10
  • メディア: 文庫



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「英雄の書」 [小説]


英雄の書 (カッパ・ノベルス)

英雄の書 (カッパ・ノベルス)

  • 作者: 宮部みゆき
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/05/19
  • メディア: 新書



宮部みゆき著
久々の宮部作品(短編集と時代小説は基本読まないので。。)
楽しみに手に取って読み出した。

うーん。これは哲学書ですな。最初の感想・・
結構SF小説読むほうですが、難解。最後もあれって感じで終わったような気がする。
「最後の器」のはずじゃなかったっけ?
このあたりが中途半端かな。


英雄とは実は。。。という視点、輪(サークル)的な世界観は新しいと思いました。
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「SRO - 警視庁広域捜査専任特別調査室」 [小説]


SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)

SRO―警視庁広域捜査専任特別調査室〈1〉 (中公文庫)

  • 作者: 富樫 倫太郎
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/11/20
  • メディア: 文庫



富樫倫太郎著。
面白い。内容がいいのか次が気になり一気読みした。
続きもあるようなので読んでみようと思う。

ただし、この本読んだ人は絶対思い出す・・・
そう現在続編放送中の「BOSS」!!キャラクター、性格がだいぶ似てる。。。
まぁ面白いからいいけど。最後の犯人を見つけ出すところはちょっと軽かったかな。

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小説「流星の絆」 [小説]


流星の絆 (講談社文庫)

流星の絆 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/04/15
  • メディア: 文庫



東野圭吾著。さすがというか、ひとひねりもふたひねりもありおもしろい。
ただ、数年前ドラマで観て結末が分かっていたので・・・・

残念 本 → 映像(ドラマ、映画) はまだいいけど。ドラマ → 本はちょっと自分には合わないかな。

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「アナザーフェイス」 [小説]


アナザーフェイス (文春文庫)

アナザーフェイス (文春文庫)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/07/09
  • メディア: 文庫



堂場舜一著。 著者の作品は刑事・鳴海 了 シリーズ依頼に手を出した。

刑事ものの小説なので安心してミステリーを堪能できる。
主のストーリは誘拐事件の発生から解決までなんですが、その謎解きもさることながら、主人公の立ち位置もなかなか練ってあっていい作品だと思います。

軽い気持ちで読むことができ、なんとなく読み終わった感があってGood。
すぐ続編を読み出しています。
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「新世界より」 [小説]


新世界より(上) (講談社文庫)

新世界より(上) (講談社文庫)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/14
  • メディア: 文庫



貴志祐介著。著者の作品は初めて読んだ。
「青の炎」の映画は観ていたのでなんとなくミステリー作家なんだろーっと思っていたら、本作品はまったく裏切られました。本格的SF小説。

1000年後の日本。「呪力」を身に着けた人間がどう生活しているか。著者がすごく細かい設定をしているので矛盾なく納得感があって読み応え十分です。

最初の200ページくらいは予備知識みるとまったく予想がつかなくって読むのに疲れると思いますが、ぜひあきらめずに読んでほしい。上中下と長いけど一気読みできます。

映像化を期待したくなる小説。


新世界より(中) (講談社文庫)

新世界より(中) (講談社文庫)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/14
  • メディア: 文庫




新世界より(下) (講談社文庫)

新世界より(下) (講談社文庫)

  • 作者: 貴志 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/14
  • メディア: 文庫



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「ダイイング・アイ」 [小説]


ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)

ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/12
  • メディア: ペーパーバック


東野圭吾著。

ちょっとしたホラーあり、ミステリーあり。少し前の作品にあった作風を思い出しました。

前半は一部の記憶を喪失した起こした主人公のあいまいな記憶が戻っていくのをメインにかかれ、
後半はなぞの女性が実は・・・という感じで進む。

驚きが結構あり一気読みできました。
「ダイイング・アイ」意味は読んだ後にわかります。
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「八日目の蝉」 [小説]


八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

  • 作者: 角田 光代
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2011/01/22
  • メディア: 文庫



角田光代著。
今年映画化される小説。

幼子の誘拐事件を第1章:誘拐犯の視点、第2章:誘拐された子供が成長してからの視点で書かれている。
文中にでてくる「通常であれば地上に出て七日でその命を終える 蝉のなかで、ただ一匹、八日目まで生き残った蝉は幸せなのか?」がタイトルとなっている。

八日目まで生き残った蝉はその蝉しか見えない景色をみることができる。。
これで十分だと思います。幸せ、不幸せ問わず。

心にのこる小説。

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