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「さえずる舌」 静かにこわい。 [小説]


さえずる舌 (光文社文庫)

さえずる舌 (光文社文庫)

  • 作者: 明野 照葉
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2009/03/12
  • メディア: 文庫



明野照葉著。あいかわらず著者の本は面白い。
女性の光と影、賞賛と嫉妬。いろいろ混じっていて大変楽しめました。

物語は何もかもがうまく行っている心理カウンセラー真幌がかつてカリスマ販売員と呼ばれたなぞの女性、芽衣を会社に採用してから始まる。
芽衣はあかるく、誰にも好かれる人物だが実は。。。

ほんとに芽衣みたいな人がいたら怖いです。

最後の終わり方はなんとなくすっきりこなかったけど(もっとダークに行けたのでは。。)

最後になぞがひとつ。プロローグの女性は誰なのでしょう?何をしたのでしょう?
彼女が実は真幌だたりしたらもっと怖いんですが。。[がく~(落胆した顔)]
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